東京Node学園 11時限目に参加してきたメモ

これからのNodeの話をしよう

気になったところ

  • tracing API: プロファイラが面白くなるかもとのこと。
  • koa expressの作者が注力しているフレームワークだそう。これによってフレームワークの勢力図が大きく変わるかも、とあった。なんでもyieldでミドルウェアを呼び出したりなどexpressに比べてエレガントに記述できるとか。
  • realtimeライブラリ:Socket.IO 1.0は新しいPerl6であるという皮肉を紹介。乱立するrealtimeライブラリの現状がわかりやすく説明されていた。ライブラリに決定打がないときは博打をうつよりもひとつ上のレイヤーで吸収するという解決案が素晴らしかった。

browserifyことはじめ 〜その仕組みと活用〜

  • browserify vs Require.jsの比較軸としてpreproccesing vs client drivenと紹介していたのがかなりしっくりきた。
  • 前処理をStreamを使って柔軟に処理できるtransform機構について非常に詳しく紹介されていてわかりやすい。
  • 既存のプロジェクトを近代化するならdeglobalifyが便利そう。ただ(function(export){ export.hoge = ""})(window)だと動かないとかnpmとバッティングすると挙動がわかりづらいなどいくつか罠がある模様。
  • Grunt/gulpとのすみわけが難しいという問題。個人的にはAltJSの変換を除いて.js->.js以外は認めない方針のほうが運用しやすいように思った。

その他

上二つのセッション目当てに行ったのだけど、LT枠がどれも面白かった。勉強会の途中からビールが配られて驚いたけど、結果として謎のテンションで会場が盛り上がったのは良かったと思う。

browserifyがサバクラ両方で動作するコードのために作られたようだという話を聞いて、クライアントとサーバーで処理を分散させたりその上にtorrentとかbitcoin的な仕組みをのせたら面白うそうだなと思ったのが今回の感想です。 発表した皆様お疲れ様でした。